305ZTは、2014年10月に発売されたポケットWiFiです。 中国のZTE(中興通訊)社製の端末です。305ZTは、月間通信制限なし(3日間10GBの制限あり)のアドバンスモードに対応しています。
ワイモバイルでの型番は305ZTですが、ソフトバンクの個人用は303ZT、ソフトバンクの法人用は304ZTとなっています。どれもスペックは同じです。
※305ZTのワイモバイルオンラインストアでの販売は終了しました。
現在の最新端末は603HWです。

305ZTの特徴
通信速度
305ZTはキャリアアグリゲーションという2つの周波数をあわせて通信する技術により、下り最大187.5Mbpsという通信速度を達成しています。 実際の通信時に最高速度が出ることはありませんが、十分快適な高速通信ができます。
月間通信制限なしで利用できる
305ZTは月間通信制限の上限なしでインターネットを利用できる、アドバンスモードに対応しています。

アドバンスモードを使えば、3日間の通信データ量の上限を超えない限りインターネット使い放題です。

エリア
下の地図の赤い部分が4G対応エリア、紫 の部分がアドバンスモード対応エリアです。
バッテリー
バッテリー: Lithium-ion 2,700mAh
連続通信:約9時間/連続待受:約1,000時間
305ZTのバッテリーは、2,700mAhです。 通信状況などにもよりますが、約9時間利用できるので、通常の利用なら1日は使えるでしょう。
機能
11ac対応
電子レンジなど多くの電子機器で利用されている電波と干渉しにくい周波数を利用する「11ac」規格に対応しています。
3つのネットワークに対応
ワイモバイルだけでなく、ソフトバンクの4Gネットワークにも対応しています。 自動で最適なネットワークに切り替わるので、安定した通信が可能です。
タッチパネル
タッチパネルで、スマートフォンのように直感的に操作できます。
プラン
ワイモバイル
305ZTを利用できるプランは、「Pocket WiFi プランL」で、月間通信容量7GB・月額4,380円です。305ZTのプランLは月間通信容量7GBの制限がありますが、アドバンスモードを利用することで月間通信制限なし(3日間10GB制限あり)で利用できます。
現在、メガ得キャンペーン2開催中により、契約変更の場合は月額3,696円になっています。新規契約の場合はキャンペーン適用外です。
評判・口コミ
まとめ
305ZTは「通信制限なし」を売りにして人気を集めたものの、実際には「3日間1GB」の制限があったため、たくさんの批判や苦情を受けました(参考記事:ガジェット通信)。 その結果、「3日間3GB」に制限が緩和され、現在では10GBまで緩和されています。
また、ワイモバイルは2015年7月にアドバンスモードのサービスを開始し、対応エリアであれば月間通信制限なし(3日間10GB制限あり)で利用できるようになりました。 都市部はほとんど対応エリアとなっているため、エリア内での利用を考えている方におすすめです。
現在、メガ得キャンペーン2が実施されており、アドバンスモードが利用可能の305ZTのプランLは、契約変更なら月額4,380円から月額3,696円に割引されています。
※305ZTのワイモバイルオンラインストアでの販売は終了しました。
参考

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