WiMAXで現在販売されている端末のなかで、通信速度が一番速いものはどれでしょうか?それぞれの下り最大の通信速度で比較してランキングにしました。
WiMAX通信速度ランキング
W04:708Mbps
W04は、オプションであるハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)という通信モードを利用することで、下り最大708Mbpsという超高速通信を実現しています。
ハイスピードプラスエリアモードは、月額1,005円の別料金で利用できます。auユーザーまたはWiMAXを3年契約(通常は2年契約)した方は、このオプション料が無料になります。
ハイスピードプラスエリアモードの場合、ギガ放題プランであっても月間7GBまでしか利用できません。したがって、たくさん通信をするには月間通信データ量の上限なし(3日間10GBの上限あり)のハイスピードモード(WiMAX 2+)がメインになります。
ハイスピードモード利用時の通信速度は、下り最大440Mbpsです。
なお、下り最大708Mbpsを利用できるのは、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の一部エリアです。ほとんどの地域では下り最大440Mbpsとなります。
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WX04,WX03,L01:440Mbps
WX04・WX03・L01は、下り最大440Mbpsという高速通信に対応しています。現在のWiMAXの標準となる通信速度です。
利用可能エリアも従来の下り最大220Mbpsと同じWiMAX 2+エリアなので、多くの地域で利用できます。
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W03:370Mbps
W03の通信速度は下り最大370Mbpsです。
しかし、この通信速度は現段階では都心の主要駅周辺などでのみ利用できます。数年後には全国に普及すると見られていますが、現在はほとんどのエリアでは利用できません。
また、オプションである4G LTEを利用した場合の速度なので、使い勝手がいいとはいえません。したがって、基本的には従来通りの下り最大220Mbpsでの通信がメインになります。
なお、この端末の特長は通信速度ではなく、前機種の1.5倍近く伸びたバッテリー性能です。
W03の後継機であるW04が発売されたこともあり、W03の取り扱いが終了となったプロパイダも多くなってきています。
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novas Home+CA:220Mbps
novas Home+CAはURoad-Home2+の後継機となる、据え置き型のWi-Fiルーターです。Uroad-Home2+と比べて2倍となる下り最大220Mbpsの通信速度に対応しています。
同じホームルータータイプのL01が人気を集めており、novas Home+CAは苦境に立たされています。
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まとめ
WiMAXの端末で最も通信速度が速いのは、下り最大708MbpsのW04でした。近年の通信速度の高速化は、目を見張るものがあります。
下り最大440Mbpsに対応した端末の登場で、WiMAXはこの速度が標準という新時代に突入しました。
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ポケットWiFiの通信速度は?
ポケットWiFiの使い勝手はWiMAXとほとんど同じですが、通信速度については下り最大440Mbpsが標準となったWiMAXに差をつけられています。
ポケットWiFiは、下り最大612Mbps(一部エリア)の601HWが最高速です。
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