WiMAXと一口に言っても、実は通信モードが3つあることをご存じでしたか?これらの通信モードを知らずに使うと料金や通信制限が変わってしまう可能性があります。WiMAXを使う前に、ぜひともきちんと理解しておいた方が良いでしょう。
WiMAXの通信モードは以下の3つです。
- ノーリミットモード
- ハイスピードモード
- ハイスピードプラスエリアモード
では1つずつ特徴と違いをみていきましょう。
通信モードごとの特徴
ノーリミットモード(WiMAX)
ノーリミットモードは従来からあるWiMAXの通信モードで、速度制限なしで利用できます。単にWiMAXとも表記されます。
かつてはメインの通信モードでしたが、現在はハイスピードモードに段階的に移行しています。それに伴い、通信速度は下り最大40Mbpsから13.3Mbpsに低速化しています。
将来的な電波の停止が見込まれていますが、現在は旧端末では利用可能です。最新端末はこの通信モードには対応していません。
ハイスピードモード(WiMAX 2+)
ハイスピードモードは、現在のWiMAXの標準モードです。WiMAX 2+とも表記されます。
従来よりも大幅に通信速度が上昇し、下り最大440Mbpsが標準的な速度です。通信速度は利用エリアと端末によって異なりますが、最新機種は一部エリアではあるものの下り最大1.2Gpbsに対応しています。
ギガ放題プランでは、月間通信データ量の上限なし(3日間10GBの速度制限あり)で利用できる通信モードです。

ハイスピードモードは通信速度が高速である一方、障害物があるとつながりにくいという面もあります。このことはWiMAXを提供するUQコミュニケーションズでも認識されており、積極的にハイスピードモードが苦手とする地下などの通信状況を改善しています(UQコミュニケーションズ:ここで使える!UQ WiMAX)。
ハイスピードプラスエリアモード(4G LTE)
ハイスピードプラスエリアモードは、auの4G LTE通信を利用する通信モードです。4G LTEとも表記されます。
4G通信の広いエリアと高速通信が特徴です。特にエリアは携帯電話と同じ4Gエリアなので、随一の広さとつながりやすさです。
しかし、ハイスピードプラスエリアモードを使用すると、別途オプション料として月額1,005円がかかります(2年契約の場合)。日割り計算はされません。また、事前の申し込みは不要です。
現在は3年契約が主流なので、オプション料金は無料となります。
ハイスピードプラスエリアモードを使用する際に、注意しなくてはならないことがあります。ハイスピードプラスエリアモードでの通信データ量が7GB/月に達すると、速度制限が適用され、通信速度が下り最大128Kbpsに制限されます。
速度制限が課されると、ノーリミットモードやハイスピードモードに切り替えても速度制限は解除されませんのでご注意ください。したがって、どうしても必要な場合以外はなるべくハイスピードプラスエリアモードは使用しないことをおすすめします。
端末の対応モードを確認する
端末によって対応している通信モードが異なります。WiMAXに申し込むときは、利用したい通信モードに対応している端末を選択してください。下の画像の赤線で囲った部分が端末の通信モードを表しています。
- WiMAX ノーリミットモード
- WiMAX2+ ハイスピードモード
- au 4G LTE ハイスピードプラスエリアモード
通信モード対応エリア
ハイスピードモード(WiMAX 2+)の対応エリアは市街地が中心です。年々エリアが拡大しているものの、山間部などでは圏外になることもあります。
ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)は、幅広いエリアに対応しています。スマホで4G通信ができるエリアと同じと考えてよいでしょう。
それぞれの通信モードの対応エリアは公式サイトで確認できます。対応端末であっても、エリア外では当該の通信モードを利用することはできません。

まとめ
WiMAXの3つの通信モード、
- ノーリミットモード
- ハイスピードモード
- ハイスピードプラスエリアモード
についてみてきました。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った通信モードを選ぶ手助けができれば幸いです。
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