一人暮らしの支出として少なくない部分を占めるのが、通信費です。普通は、携帯電話の利用料がおよそ6,000円、インターネット通信費がおよそ5,000円ほどかかり、あわせて1万円を超えてしまいます。学生や若い社会人にとっては大きな額です。
そんな通信費を少しでも減らすことができれば、かなりの節約になります。そこで提案したいのが、固定回線をやめてモバイルWi-Fiを利用する方法です。多くの方は、通信をモバイルWi-Fiに一本化することで通信費を大幅に節約することができます。
例えば固定回線の代わりにモバイルWi-Fiを利用し、携帯電話のデータプランも最小にして通信はモバイルWi-Fiを利用したとします。モバイルWi-Fiは月間通信制限なしのWiMAXギガ放題をGMOとくとくBBなら、月額3,414円です。キャッシュバック特典に申し込めば、実質月額はさらに安くなります。携帯電話は最小のデータプランであれば2,000円程度です。あわせて、月2,000~5,000円の節約ができます。
固定回線からモバイルWi-Fiへ
固定回線のデメリット
固定回線はインターネット利用に最適ですが、以下のようなデメリットがあります。
- 料金が高い
- 工事が必要
- 家でしか使えない
固定回線の料金はマンションか一戸建てか、プロバイダによって変わりますが、初期費用として工事費が数万円かかる場合が多いです。工事をしていないと利用できないので、引越しのたびに工事をする必要があります。引越しシーズンには工事の予約が混み合っていることも少なくなく、工事が済むまではインターネットを利用できません。
また、家の中でしかインターネット通信を行うことはできないので、何かと忙しく外出していることの多い方はそもそもあまり利用できません。
モバイルWi-Fiであれば、こうした固定回線のデメリットをクリアできます。
モバイルWi-Fiのメリット
- 料金が比較的安い
- 工事不要
- どこでも使える
モバイルWi-FiはWiMAXにせよポケットWiFiにせよ、初期費用は事務手数料3,000円くらいのものが多いです。また、モバイルWi-Fi端末が届いたその日から使えます。工事は必要ないので、引越しても関係ありません。そして最大のメリットは、どこでもインターネットを利用できることです。外出先でも、旅行先でもモバイルWi-Fiの通信対応エリア内ならどこでもすぐにインターネットに接続できます。
モバイルWi-Fiのデメリット
- 固定回線よりも通信速度が遅い
- 通信制限がある
モバイルWi-Fiの通信速度は固定回線には劣ります。しかし、インターネットを快適に利用するには困らない速度は充分に出ます。モバイルWi-Fiの一番のデメリットは、通信制限があることでしょう。通信制限なしのモバイルWi-Fiもありますが、固定回線のように本当の意味で無制限に通信できるものはありません。これは電波に限りがあるため仕方ないのですが、動画を大量に視聴する、大容量のデータをダウンロードするといったことはできません。
モバイルWi-Fiの通信制限
モバイルWi-Fiの通信制限には、以下のようなものがあります。
- 月間通信データ量の上限はないが、3日間の通信データ量の上限3GBはある
- 月間・3日間の通信データ量の上限はないが、混雑回避の速度制限はある
- 無制限で通信できるが、通信速度が遅い
ほとんどの方はこの通信制限は問題ないと思います。よほどヘビーに利用しなければ、3日間で3GBに達することはありません。参考としてほとんどの場合、スマートフォンの月間データ容量は7GBです。
3日間通信制限なしと謳っているモバイルWi-Fiはすべて上記の3つのいずれかに当てはまるので、固定回線のように無制限に大量の通信をしたい方は、通信をモバイルWi-Fiだけにするには不向きです。そのような方は、家では固定回線、外でモバイルWi-Fiと使い分ける方が良いでしょう。
モバイルWi-Fiのすすめ
ネット通信をモバイルWi-Fiに一本化した場合、通信費の大幅な節約ができます。一人暮らしの方は一人でインターネットを利用するので、通信量も少ない場合が多いです。したがって、毎日何本もネットで映画を見る方のようなヘビーユーザーでない限り、固定回線よりもモバイルWi-Fiの方がメリットが大きくなります。
一人暮らしでの利用を考えている方にもおすすめできるモバイルWi-Fiを以下の記事にまとめたので、よかったらご覧ください。
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