ポケットWiFi「603HW」のレビュー・評判 | 下り最大612Mbpsの高速通信に対応したルーターです。

603HW ポケットWiFi

603HWは、ファーウェイが製造しているワイモバイルのポケットWiFiです。ポケットWiFi史上最速となる下り最大612Mbpsの高速通信に対応しています。

安定した通信を実現する新技術が導入され、従来よりも快適で高速なインターネットを楽しめます。

ワイモバイル公式サイト

603HWの特徴

通信速度

603HWの通信速度は下り最大612Mbpsです。これは、今までポケットWiFi最速だった504HWの下り最大261Mbpsを大きく上回る、過去最高の通信速度です(WiMAXは下り最大590Mbpsが最速です)。

異なる複数の周波数帯を1つに束ねて利用する「キャリアアグリゲーション」、基地局と端末それぞれ4本ずつのアンテナを利用する「4×4MIMO」という高速通信技術に加えて、情報密度を高めてデータ通信量を増加させる「256QAM」という技術により、かつてない超高速通信を可能にしています。

下り最大612Mbpsへの対応は今のところ一部地域のようですが、東名阪から徐々に拡大していくようです。未対応の地域でも下り最大350Mbpsは出るようなので、かなりの高速通信といえます。

今後全国で下り最大612Mbpsの通信が使えるようになったら、体感では光回線並みの高速通信でインターネットを利用できるようになるかもしれませんね。

安定した通信が可能に

ひとりひとりに専用の電波を割り当てることができる技術「Massive MIMO」によって、通信速度が遅くなりがちな駅などの混雑した場所でも快適な通信が可能になります。Massive MIMOは、現在主流の4G通信の次世代にあたる5G通信の有力技術といわれています。

また、新たに3.5GHz/1.5GHzの2つの周波数帯に対応し、さらなる安定と高速通信が期待できます。

バッテリー

603HWのバッテリー容量は2400mAhで、一世代前の機種である504HWの3000mAhよりも20%減少しました。その結果、連続待受時間は約900時間から約850時間、連続通信時間は約9時間から約8.5時間に減少しています。

減少したといっても、通常の使用に支障はないレベルですが、なぜ減ってしまったのかは不明です。せっかく下り最大612Mbpsという超高速通信に対応したのだから、バッテリーもそれに見合う高性能なものが欲しいところです。

月間通信データ量の上限なし

603HWは月間通信データ量の上限なしで利用できるアドバンスモードに対応しています。アドバンスモードを利用するには、月額684円(税抜)のアドバンスオプションを選択する必要があります。

ポケットWiFiのアドバンスモードとは?対応機種も紹介
月間データ容量の上限なしで利用できるというアドバンスモードについて詳しく解説しています。アドバンスモード対応エリアや対応端末、利用料などの気になる情報をまとめています。

なお、直近3日間の通信データ量が10GBを超えると、翌日の通信速度が制限されます。とはいっても、制限後の速度はYouTubeを標準画質で視聴できる程度なので、インターネットの利用はできるレベルです。

モバイルWi-Fiの3日間制限とは?制限後の通信速度と制限される期間、10GBの目安などについてまとめました。
WiMAX、ポケットWiFiなどのモバイルWi-Fiの3日間の通信データ量による制限について紹介しています。3日間の通信制限と月間通信制限の違いや制限されるタイミング、制限後の通信速度、通信制限適用の例などを紹介しています。

本体価格が高い

これはデメリットですが、603HWの本体価格は6万2,208円(2017年6月現在)とかなり高額です。分割で買っても月1,728円の36回払いで、月額738円のアドバンスオプションを入れると月々割-1,188円があっても月額利用料が5,000円を軽く超えてしまいます。

モバイルWi-Fiの月額料金は4,000円前後が一般的なので、割高感は否めません。反面、高性能な603HWは数年経っても充分使用できると期待できます。

比較

504HW

ワイモバイルのポケットWiFi「504HW」のスクリーンショット

603HWの前機種である504HWと比較してみます。

ポケットWiFi「504HW」のレビュー・評判
ワイモバイルが2016年3月に発売したポケットWiFi「504HW」について紹介しています。ワイモバイル史上最速となる通信速度やバッテリー、対応エリアなど、気になる情報をまとめています。評判や口コミなどの利用者の声もご紹介しています。

バッテリー性能以外は、すべての面で603HWが上回っています。わずかに軽量化され、ディスプレイもカラーになりました。

特に通信速度の向上は圧倒的で、504HWの下り最大261Mbpsから603HWは下り最大612Mbpsになりました。下り最大612Mbpsが使えないエリアでも、603HWの通信速度は下り最大350Mbpsです。

こうなるとやはりネックなのはバッテリーです。なぜ、さらなる大容量バッテリーを搭載しなかったのでしょうか。

なお、504HWはワイモバイルやそれ以外の会社でも販売終了しました。

603HW 504HW
サイズ(高さ/幅/厚さ) 65.1/109.9/15.5(mm) 64/106/17.9(mm)
重さ 約135g 約157g
カラー ブラック/ホワイト レッド
バッテリー容量 2400mAh 3000mAh
連続待受時間 約850時間 約900時間
連続通信時間 約8.5時間 約9時間
対応通信規格 FDD-LTE/TDD-LTE/AXGP AXGP/FDD-LTE
通信速度

4G(AXGP+TDD-LTE):下り最大612Mbps/上り最大13Mbps

4G(FDD-LTE):下り最大350Mbps/上り最大37.5Mbps

3G : 非対応

4G(AXGP):下り最大261Mbps/上り最大10Mbps

4G(FDD-LTE):下り最大187.5Mbps/上り最大37.5Mbps

3G : 非対応

対応周波数 [FDD-LTE]900MHz/1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz
[AXGP]2.5GHz [TDD-LTE]3.5GHz

[FDD-LTE]900MHz/1.7GHz/2.1GHz

[AXGP]2.5GHz

Wi-Fi規格 IEEE 802.11 b/g/n/a/ac IEEE 802.11a/b/g/n/ac
テザリング台数 最大14台 最大10台

603HWの評判・口コミ

まとめ

603HW

603HW
サイズ(高さ/幅/厚さ) 65.1/109.9/15.5(mm)
重さ 約135g
カラー ブラック/ホワイト
バッテリー容量 2400mAh
連続待受時間 約850時間
連続通信時間 約8.5時間(※)
対応通信規格 FDD-LTE/TDD-LTE/AXGP
通信速度

4G(AXGP+TDD-LTE):下り最大612Mbps/上り最大13Mbps

4G(FDD-LTE):下り最大350Mbps/上り最大37.5Mbps

3G : 非対応

対応周波数

[FDD-LTE]900MHz/1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz
[AXGP]2.5GHz [TDD-LTE]3.5GHz

Wi-Fi規格 IEEE 802.11 b/g/n/a/ac
ディスプレイ 2.4インチQVGAタッチ液晶
テザリング台数 最大14台

※ 使用環境などの状況によって異なる。省電力設定がONの場合。省電力設定がOFFの時には約6時間。キャリアアグリゲーション非適用の場合。

603HWは、ポケットWiFi史上最速となる下り最大612Mbpsを誇るファーウェイ製のモバイルルーターです。かつてない高速通信を安定して楽しむことができる技術に対応しています。省電力設定と高速起動もあるので、快適なインターネット通信が可能です。

ちなみに、603HWはSoftBankからも601HWとして発売されています(SoftBank : Pocket WiFi 601HW)。

  • 下り最大612Mbps
  • 安定した通信
  • 省電力設定
  • 約5秒の高速起動

ワイモバイル公式サイト

ヤフーWi-Fiでも申し込み可能

ワイモバイルと同じソフトバンク系の企業でありながら、ワイモバイルよりもお得なキャンペーンを実施すること有名なヤフーWi-Fiが603HWの取り扱いを開始しました。

ヤフーWi-Fiでは期間限定のキャンペーンが次々に開催されるので、ワイモバイルよりもお得にポケットWi-Fiを利用できることが多いです。

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